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一斉に鳴った緊急速報メール
7月に入り、雨の日が多くなりました。
ニュース等では、災害の話題を多く見かけるようになりました。
被災された地域の皆様、お見舞い申し上げます。さて、今日の帰りの送迎中の出来事です。
今日は活動途中に大雨警報が発令され、
本来の送迎時刻に土砂降りが想定されたことから、
時刻を変更して対応しました。
その途中、スタッフ・子どもたちのスマホが一斉に鳴り出しました。
神戸市に警戒レベル3の高齢者等避難情報が発出されたのです。
聞きなれない音に戸惑う人もいました。Ball-Dayでは、基本活動中はスマホを出さないように言っています。
なので、着信音だけ消して、速やかにカバンに戻していました。そこで間髪入れずに、「いや、違うでしょ!」「今のは何だったのか」と声かけ。
緊急情報は命を守る大切な情報であり、確認すべき情報と。それまでしていたにぎやかな会話はいったん中断。
おのおのに画面を開き、読み上げました。そして、矢継ぎ早に質問を重ねました。
スタッフA:何が書いてあったか?
利用者:避難しろって!
スタッフA:対象者は誰か?
利用者:高齢者!
スタッフA:それだけか?高齢者等の「等」は何か?
利用者:避難に準備がかかる人!?
利用者:ケガしている人?身体障害の人?
スタッフB:それだけか?しっかり情報を見て!
利用者:支援者???
スタッフB:そう!
スタッフA:じゃあ、みんなはどうしたらいい?
利用者:分からない!
利用者:レベル3ってことは、4とか5とか10とかあるの?
利用者:レベル1もあるの?
スタッフA:レベル3・4・5は分かるけど、レベル1って自分も知らない!時間にして10分ほどですが、こんな話が続きました。
自分がどの情報のときに、どういう行動をすべきか、
日頃から考えておき、
今日のようなときに、すぐに行動・確認動作ができるって大事と改めて感じました。今日のはまさに生きた教材!
ライフスキルはよりよく生きるスキルですが、
こういった情報の理解やリスクマネジメントも含まれます。早速、今日の出来事は明日利用者全員で共有したいところです。