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5月コミュトレ「ジェスチャの監督」③
間隔が少し空いてしまいました。
そして、5月のコミュトレのご紹介も遅くなりました。
楽しみにしてくださっている方、申し訳ありませんでした。ただのジェスチャゲームではなく、
ジェスチャをする人として出る人が、
実は自身でやってもやらなくてもいい、
というオリジナルルールで楽しむ
この活動ならではの事例を2つご紹介します。ちなみに、過去にご紹介した例は、
ジェスチャを見た側が想像しやすいようキャスティングを上手にした例と、
難題に対して、一緒になって考えてくれる招き入れた例の2パターンでした。活動そのもののルールや、その狙いなどは、
過去の記事にてお確かめください。それでは、ジェスチャの監督自身がジェスチャをしなかった好事例を2つご紹介します。
❶お題「メジャーリーグ」
あまり詳しく書きすぎるとそのお子さんの個人情報になってしまうので、
避けますが、
自身が人前に立つのが苦手。
だけど、友達のことをよく俯瞰して見ていて、
それを言語化することがあまり得意ではないというお子さんが監督の問題です。
このお子さんは、ジブンより年上の男子4人を、立て続けに指名しました。
みんななんらかのスポーツが得意な子たちばかりでした。
そして、どんなジェスチャをするかの相談も早々にお任せ。
監督は、話し合いの様子も、ジェスチャの様子も、影に隠れて見ていました。
指名された彼らは、投手・打者・審判・観客に分かれて表現。
見事に当ててもらっていました。「適材適所」の言葉がもつ意味を誰より理解していた例でした。
❷お題「片想い」
この問題は女の子に出した問題です。
問題を見た瞬間、照れて、悩みました。
少しスタッフと相談しましたが、
結論は誰かにやってもらったらいいということに。
そして、指名したのが大の仲良しの男子2人。
これが実にうまかった!
アイディアは監督自らも出したうえで言っていたのが、
男女だったらおそらくやりにくいと。
あえて、ノリがよく、仲がいいこの2人だからお願いできると。
その後、監督が見守るなか、
告白するも、見向きもしてもらえない様子を表現して、
当ててもらっていました。・ ・ ・
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、イメージをお伝えすべく、
画像に使ったイラストは、
私(管理者)のリクエストで、
利用のお子さんがホワイトボードにものの数分で描いてくれたものです。物事を伝えるのって、
いろいろ大変なのですが、
こういったことも素晴らしいスキルといいましょうか、
絵心がない私にとっては才能とも思っています。6月のコミュトレの様子も続けてご紹介できればと考えています。
ソーシャルスキルというものは、
一朝一夕でどうにかなるものではありませんが、
着実に、
伝えること、
その楽しさ、
友達の特徴・魅力、
そんなことを駆使して成長するものだと信じてやみません。そんな深い、
ソーシャルスキル(コミュニケーショントレーニング)をしているのが、
Ball-Dayです。現在、若干名の空きがありますので、
興味を持たれた方はぜひお問い合わせください。