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コミュトレ「アバウトジェスチャ」
続けてですが、ご紹介したい話題がたまっていますので、ご容赦ください。
ご紹介するのは、10月のコミュトレでしている「アバウトジェスチャ」の様子です。
写真だけでは伝えるのは難しいのですが、
上段の答え(お題)は「責任」です。
下段の答え(お題)は「主張」です。テレビでよくやっている屋上とかで主張しているアレですね。ともに難しいお題ですが、子どもたちの果敢な挑戦に感服するばかり。
ジェスチャをする側は、
誰かが、「こんなのどう?」とか「みんな集まって!」と声をかけて、
提案が始まります。
いいなと思ったら、役割分担をしたり、細かな演技(ジェスチャ)を打ち合わせたり。
準備が完了したら、解答者を呼びます。解答者は、ジェスチャを見て、思いついた答えをどんどん発言していきます。
答えが出ればいいので、解答者が多ければ多いほど、たくさんの発言が飛び出します。今回のように難しい問題は、
サイレントでするジェスチャに誰かが、
「パソコンして」
「上司に提出した」
「ミスしました」
「怒られています」
「謝罪しています」
アフレコをつけるかのごとく発言。
そして、答えを考えます。
「部長」「課長」「スパルタ」「リストラ」「ブラック企業」
「売上」「採用」「オーナー」「ミス」「危機」「退職」
「プレゼン」「失敗」「いじめ」「反省」「後悔」
に続いて、
正解の『責任』が出ました。これだけ、ジェスチャを見て、言葉が出てきて、
やっとのことで正解にたどり着くと、
ジェスチャ側・解答者、関係なく、喜びに包まれます。もちろん、伝わらないと思えば、
違うジェスチャに切り替えるなど、
子どもたちはすごく臨機応変に対応しています。そして、このあとがすごかった!
「じゃあ、コミュトレ終わり!」と言うと、
「お菓子補充しに行こう!」とみんなで5階の物置に。
おやつスタンドの空いたところに入れるお菓子を取りにおりていました。今回のコミュトレの活動のねらい【 わちゃわちゃするスキル 】。
まさに、みんなでわちゃわちゃして、
一体となった瞬間のように感じました。くり返しになりますが、
学校生活において、特に友達関係においては、
すべてが明確な行動ばかりではないはず。
でも、この子たちとなら何しても楽しい!一緒にいる時間が楽しい!と思えることこそが、
学校生活を充実させると考えています。また、おもしろいネタができましたら、ご紹介します。