-
【夏プロ】報告③音楽ゲーム
おはようございます。
連日ご紹介しています夏のプロジェクトの報告の3回目です。
今日は音楽ゲームをご紹介します。
この音楽ゲームは、
当初はスクラッチで作り込んだ2つのゲーム
①キャッチゲームで橋建設に必要な資材を集め、
②テトリスで橋脚を組み立てる。
この間をつなぐような位置づけでした。7月のゲーム案の構想段階では、
①で集めた資材を悪いヤツらに奪われないように逃げるゲームでした。そして、スクラッチではなく、
音ゲーをつくるアプリ、もしくはC言語で書く方がとなり、
プログラミングに詳しい子が一人で作ってくれることに。ただ、思うようにPCで再現できなかった・・・らしく、
発表直前の週末に相談したところ、
「ヤバイ」「難しい」と。実はこのやりとりはとても重要で、
私たち大人は子どもたちを最後まで信じぬくことも大事ですが、
「できない」「ムリ」とSOSをあげてくれることこそが将来につながるんです!少し話が脱線しますが、
往々として、自立の妨げになるのが、
SOSを出せないことと言われています。
切羽詰まった段階もですが、
必要な支援を受けることも、これに当てはまります。誰しもできないことはあるもので、
公的な補助もあれば、
金銭面でも様々なツールが販売されいるはずです。話を元に戻します。
プログラミングに自信があればあるほど、こだわりぬきたいもの。
その気持ちは痛いほど分かります。相談さえしてくれれば、
このゲームをなしにする選択肢もあったかと思います。しかし、私たちはこのお子さんのSOSを受け止め、
テトリスで既存のゲームを引用させていただくことに経験を持っていましたので、
同様の手立てを探しました。
時間がなかったので、
プログラミングのベースと背景はスタッフでしました。実際の操作性や見た目・難易度は、
突貫工事でですが、テストプレイを重ね、修正しました。発表本番では、無事に流すことができました。
次回は、一番がんばったキャッチゲームをご紹介することとします。
ありがとうございました。