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コミュトレ「キョーキシラナイカ」最終回
こんばんは。
5月1ヶ月間を通してのコミュトレ(コミュニケーショントレーニング)のネタ
「キョーキシラナイカ」ですが、今日が最終回でした。最後の最後までネタが豊富なネタでした。
ここにきての大きな変化が、子どもたちの必死さです。
ガチで答えを当てたいという思いがすごく伝わってくるものです。たとえば、
ヒントが「犯人が使った移動手段」で、答えが「トラクター」の問題では、
「田んぼとかでこうやってぐるぐるまわして、あるやん、あれ・あれ・・・」と
身ぶり手ぶりを交えてひねり出そうとして、
代わりに友達がくみとって答えていました。ヒントが「犯人が食べたもの」で、答えが「お粥」の問題では、
まだ答えから遠いときですが、
「だんごを作るときのアレ、えぇっと、みたらし団子つくるときに使う・・・」と発言。
直後に手を挙げ、「お菓子作りに使うものですか?」
とジブンで仕切り直しをして発言をしているお子さんがいました。ヒント「犯人が捨てたもの」で、答えが「ゴミ箱」の問題でも、
これまた答えには程遠いのですが、
「コンロとコンロの間にある第3なコンロみたいなやつ」という発言もありました。・ ・ ・
たかがクイズですが、
Ball-Dayのコミュトレは、
様々なスキル向上を目指して取り組む意図した活動です。子どもたちにあるのは、
クイズに答えようと、当てたいという気持ち、好奇心なのです。だから、言葉が出てこなくても、
一生懸命しゃべって、必死に伝えようとするんだと思います。もし、上手に言葉を紡ぐことができなかったとしても、
誰かがくんでくれるはずなんです。それは、知識面だけでなく、
ジブンの置かれた状況にも共通することだと思います。「しんどい」というひとことで解決してしまおうとせず、
一生懸命にしゃべったら、
全力で聞いてくれる人は必ずいるはずなんです。今回のコミュトレという作られた場面ではありますが、
その成功体験が、
学校などの実際の場面に生きることを願うところです。大きな成長(変化)をもたらした「キョーキシラナイカ」ですが、
今日で終了。あさって(6月1日)からは、「クイズBD議会」と題して、
また新しいネタに取り組みます。
お楽しみに!