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【読書感想文】アドバイス
皆さま、こんにちは。
いよいよ夏休みも残すところ今日一日となりましたね。
Ball-Dayは、スムーズな新学期のスタートを応援すべく、
今日は営業時間を10時~18時にスライドして、受け入れます。ところで、もう夏休みの宿題はお済みでしょうか?
神戸市の小中学校は、
夏休みのラストに3日連続の夏季授業日があり、
そこが宿題の提出日となっている学校が多いかと思います。
ということで、その前日となる8月24日、
宿題に追われるお子さんのお手伝いをしました。もし、まだという方に参考にしていただきたくて今日は記事を書きます。
夏休みの3大宿題といえば、
「自由研究」
「工作」
「読書感想文」ではないでしょうか。
すべて自由度が高い課題ではありますが、
その自由さゆえに発達障害のお子さんの多くは苦手としています。例えば、【読書感想文】。
400字詰め原稿用紙5枚とあるとします。
おそらく指定はそれだけで、
課題図書か自分なりの本を読んで感想文を書くように指示されるはず。以下の点があいまいだから、どう書いていいか分からず、
書いたはいいけど、字数(枚数)が足りないという事態もあり得るでしょう!➊誰に読んでもらいたいかを明確にできない
この質問をすると多くのお子さんは「先生に読んでもらう」と答えるでしょう。
間違えてはいませんが、
これが難しくする大きな要因なんです。
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私は、ジブンと同じような、この本を知らない人に宛てて書くと指示します。
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これが決まるだけで、
自分がどんな境遇なのか、どんな効果が得られるのかなど、
書くネタができます。➋あらすじをピックアップできない
簡単にあらすじという言葉をよく使いますが、
ワーキングメモリが低いお子さんにとって、
ある程度の文字量の本を、
ポイントをおさえながら、読み進めていくことは、かなり難しいです。
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「読書感想文の書き方」なるハウツー本で最近よく目にするのが
付箋の活用です!
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私もこれはいいと思います。
私自身も論文などを読むとき紙切れを挟むようにしていました。
どうせなら、楽しく読みたいもので、3種類色分けするといいですね。
・なんで?はぁ?
・オモロイなぁ!
・ためになったな~ぁ!
要は、ボケとツッコミと、もう●です。
そもそも短期記憶が弱いわけで、
色を多くしてしまうとそれだけで疲れてしまいます。
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たくさん貼った付箋をまとめると、
あらすじは作りやすいです。➌文字数の配分(イメージ)ができない
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一生懸命に本のなかから答えを探そうとするかと思いますので、
付き添うことができるのなら、インタビューしてあげてください。
本のとおりでなくてもいいから、
インタビュアにおもしろいと思うことを、おもしろく伝えさせてください。
最終的には、自分の言葉でまとめますので、
このインタビューがスムーズだと一気にはかどります!
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インタビューが終わったら、書きとったメモをお子さんに返してあげてください。
順番を整えるとほぼ完成です!
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しかし、次にするのは「下書き」です。清書はまだです!
文字数の配分がうまくできないお子さんはここで清書してしまい、
やる気を失せてしまうパターンが多いかと。
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ポイントは、可能ならPCやタブレットを使った入力をおススメします。
個人的にはWordに書きます。
文字数が逐一表示されますので、目安になります。➍文字数が決まったら、あとは原稿用紙の使い方を復習しながら清書です。
提出日ギリギリで悩んでおられる方、もしよければ参考にしてください。