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今年1回目の避難訓練
こんにちは。
昨日、今年1回目の避難訓練をしました。
今回はどこにどんな危険性があるのかを知ってもらうために、
特段の想定はせず、
時間を気にもせず、
確実に安全に避難する練習をしました。(1)非常階段を降りる
Ball-Dayがあるのはオフィスビルの5~7階です。
通常はエレベーターで移動するのですが、
当然、災害時に使えるという保証はありません。
災害時にいち早く逃げたい気持ちは分かるのですが、
なぜ、「押さない」「走らない」「しゃべらない」なのかを体験してもらいました。今回やってみて感じたのは、
建物の構造的な問題ではあるのですが、
2階から上と下で階段の踏み板の幅が微妙に違うんです!
具体的に言うと2階から下の方が狭くなるんです。
5階から急ぐ気持ちで降りると、
2階より下が急に危険というか怖いというか。それに加えて、横がJR・山陽電車の線路なので、
電車の音や風圧がすごい!高所恐怖症のお子さんにはとても負担であることが分かりました。
このお子さんはスタッフにしがみついてもらう形で降りました。そのほかのお子さんには、
ブロック片などの落下物や倒れた自転車をよけて降りる練習をしました。
しっかり足元を見て、手すりにつかまり、急がず降りる。
基本の大切さを体験してもらいました。(2)避難場所へ避難する
こちらは全員で一緒に行きました。
ところが、避難場所に着いてみると、あるスタッフがいない!
Ball-Dayを出たときはいたはずなのに・・・。そこで子どもたちに質問!
どうするか?
↓
答えは2通りでした。
・おいて行く(このまま避難場所で待機する)
・探しに行く前者が正解ですね。
よく学校で教わる避難の合言葉「お・は・し・も・ち」の「も」もしくは「ち」ですね。きっと逃げ遅れたスタッフも必死で避難しようとしているはず!
戻ってしまっては、大切なあなたの命が危険にさらされる。
事前に決めた待ち合わせ場所に向かい、無事を祈る。
それが正解なんだと説明しました。・ ・ ・
昨今、災害が多く、いつ・どこで・どんな災害が起きてもおかしくない状況かと思います。
的確に対応できるよう、今後も練習を続けていきたいと思います。