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阪神淡路大震災に思いをはせる一日(1月17日)
阪神淡路大震災の発生から31年となる2026年の1月17日は、
土曜日となったので、
Ball-Dayの子どもたちと「1.17のつどい」訪問を含む一日としました。今年は、子どもたちがいろんな人から聞いてきた震災体験談と、
学校などで学ぶ震災に関する知識をつむぎながら、
須磨・長田の震災に関連した場所・遺構などをまわりながら、
東遊園地の1.17のつどいに行ってきました。利用者は5人とちょっとさびしい一日でしたが、
その分、それぞれが知っている・聞いたことがある
リアルな震災体験・情報を共有しながら向かいました。
5人全員がそれぞれの親の震災体験を知っていて、話してくれました。
震災が起きた時刻の話をすると、「寝ている時刻」だろうと。
でも、「朝風呂に入ってたらどうしたんだろう」という声。
ちょっと不謹慎かもしれないですが、
「彼女とイチャイチャしてたらどうしよう」という声も続いて出ました。
でも、いつ起きるか分からないのが地震なので、
いろんな場面が想定できたのは嬉しかったです。板宿周辺では家屋が倒壊している写真を提示しました。
そこにいる人に注目したお子さんもいましたし、
リアルジオゲッサーの感覚で、「これが本当にここなの?」と言ったお子さんもいました。避難所の写真では、
「なぜ学校は燃えなかったのか」というシンプル疑問から、
写真から過去にした避難所体験を思い出したお子さんもいました。地震が起きた5時46分で止まったままの時計では、
「鳥肌が立った」というお子さん。公園では、当時の写真と見比べたり、
燃えた街灯とその説明書きをみんなで読んだりしました。
そんななかでも、「木も燃えたのか」と聞く子。
まさに、今回のツアーを作るにあたって、
過去の新聞記事を読み込んでいたので、
大火のなかでも生き残った樹木があることにふれました。
本当に子どもらしい、いろいろなところに気づきができて、
その当時に思いをはせることができました。「1.17のつどい」は、特に何かをしてほしいという指示はせず、
いろんなものを見たり、感じたりしておいでと声をかけました。すると、子どもたちのなかから「ロウソクをやりたい」と。
一人1本ロウソクをもらって、消えた灯籠に火を移す作業をしました。
スイッチが入ったようで、そろそろ帰ろうと言われるまで、ずっと集中してやっていました。
作業するなかで、竹灯籠に書かれた文字を読み、
例えば、
「平和は消えたらダメだよね」
「絆だったら協力し合わないといけないから点けないといけないね」など
その意味を考えながら進めていたのが印象的でした。そのほか、丁寧に手を合わせる子、
復興と慰霊のモニュメントを見学した子など、
思いおもいにまわりました。そんなとき、真摯な姿に興味をもってもらったようで、
通信社の取材の方に声をかけていただきました。
なぜ今日来たのか、どんな思いで手を合わせていたのかなど、
その子の言葉を丁寧に引っ張り出してくださったそうで、
自分の言葉で一生懸命、感じたことを伝えるという一幕がありました。移動の車内では、おやつとして、パウチタイプのゼリー飲料を。
非常食として数少ないジュース系の存在を伝え、
ジブンの口や嗜好にあったものを用意することの大切さを伝えました。
今回用意した商品を知っている子もいましたが、
多くは「こんなものもあるんやな」と言いながら、飲んでいました。同じく帰りの車内で、「しあわせ運べるように」の音楽をかけると、
みんな自然と口ずさんでいました。このほかにも、浜手バイパスの被災展示や、
新長田の鉄人28号モニュメントなども見学しています。
そこで、中学生2人が仲良く肩を組んで写真という場面が。
ちょっと照れくさいですが、そこで私(管理者)は子どもたちに、
「形あるものはいずれか朽ち果てる」
「しかし、形がないものは永遠でいられる、まさに友情だね」と、
伝えさせていただきました。今回は独自で被害が大きかった地域をまわるツアーを作りました。
垂水については触れていないので、ぜひ、家族の皆さんと深めていただければと思います。
また、今日感じたことが、次の防災につながれば光栄です。最後になりましたが、
阪神淡路大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます【今回訪問した場所】
・オリックス球団寮「青濤館」跡地(西区学園東町)
・止まった時計(須磨区飛松町)
・大国公園(長田区本庄町)
・東遊園地「1.17のつどい」(中央区加納町)
・浜手バイパス被災構造物展示(中央区新港町)
・若松公園(長田区若松町)【現地にて写真と見比べた場所】
・須磨区(戎町・太田町)
・長田区(本庄町・海運町・野田町)