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[出席認定]と[連携]について
おはようございます。
放課後等デイサービスBall-Dayです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
夏休みも折り返し地点を過ぎ、
宿題に追われる方、
逆に夏休みを満喫される方、
様々かと思います。私(管理者)も5連休で気持ちに余裕がありますので、
日頃、お話できないことをお伝えしようと思います。今日、お伝えするのは 「 出席認定 」 についてです。
「出席認定」とは、
不登校や長時間で学校で過ごすことが難しい児童生徒に対して、
事業所を利用したことを [ 出席 ] と読みかえてくれる制度です。現在、2人の利用児童について、
この「出席認定」を在籍校にしてもらっています。
多いときで、4人(4校)、利用状況の報告書を提出していました。あくまでも、保護者さんが学校に対して、このことを申し出て、
学校長・教育委員会が事業所を視察・懇談し、可とした場合のみ、
学校を出席したものと相当と認定されます。昨秋の神戸市の会議では、
出席認定をされているのは、
多くが、フリースクールや通信制の学校でした。放課後等デイサービスで出席認定をしているのは、
当事業所を含むたったの2軒だったかと思います。■大事なこと■
大事なことは、学校をしんどいと感じる子どもたちが、
いかに学校生活や学校卒業後の自立に向けて、
前向きに考えることができるかです!だから、見学に来られて、
いきなり「出席認定」を前提に契約を求められた場合、
慎重に取り扱うようにお伝えしています。くり返しになりますが、
子どもたちが、ジブンと向き合うことができ、
今の学校(教室)は難しいけれど、
このままではいけないと思えてはじめて、
私は、この話を進めるようにしています。■目指すべきこと■
話の順序は逆に進んでおりますが、
では、どうすれば、ジブンと向き合い、前向きな一歩が踏み出せるのか???難しい課題です、正直。
当然のことですが、子どもたちが置かれている環境によっても、
子どもたちの様子によっても大きく異なりますし、
答えがある問いではありません。あえていうなら、
しんどいと感じる原因から切り離してあげることだと考えます。Ball-Dayにやってくる子どもたちの多くは、
ソーシャルスキルに課題を有しています。
心のエネルギーのコントロールが上手ではありません。まずは、これらについてアクセスする必要があります。
と同時に、学校と連携すること。
少なくとも、学校に行けなくなったお子さんにとって、
学校の先生からの連絡はかなりの負担となります。
罪悪感もあるでしょうし、何を話したらいいかが分からず、避けてしまいがち。連絡する側の先生もきっと何を話せばよいか分からないと思うんです。
だって、学校に来ないんですから、
いいところを見出すこともできないのですから。そこで[連携]や[出席認定」が価値を見出されるのです!
学校には行けないかもしれませんが、
事業所には来れているという事実。事業所でどんなことに興味を持ち、
どんなことを頑張っているのか。きっと学校の先生の彼らへの関わり方にも変化があらわれるはずなんです!
潮目が変わるときです!
子どもたちの多くは、
どれだけ学校がツラく、しんどくても、
「学校なんて行かなくていい」とは思っていません。*一概に言えるものではないことはご承知ください。
*この微妙な判断、連携・出席認定のタイミングは感覚で進めています。子どもたち自身が、
ジブンと向き合い、
学校生活と向き合うことこそが、
目指すべきであり、
ほかのお子さんよりも多くを感じ取ってしまう特性ゆえの
避けては通れないポイントなんだと思います。今、考えたこのチカラは、
将来、きっと大きなチカラになることと信じています。・ ・ ・
最後になりましたが、
学校がしんどいと感じるお子さんの支援は得意な方だと思っています。
学校がしんどくて学校に足が向かないお子さんも、
ギリギリのところで踏ん張っているお子さんも、今なら、空きがありますので、
一度お問い合わせください。