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リアル避難ゲーム;南海トラフ地震を想定して
こんばんは。
先日(5月1日)、
1月・3月に続いて3回目となるリアル避難ゲームをしました。【設定・ルール】
今回の想定は、南海トラフ巨大地震。
和歌山県・徳島県沖を震源とする地震で、
神戸では2分近い大きな横揺れが発生し、震度は6強。
揺れはおさまったようだが、
コンクリートの建物は損壊の可能性が高く、
津波の危険性もある。
そこで、10分間かけて、より安全なところに避難せよ!・3日前に予告。
・3~4人のチームに分かれて競う。
・事前の下調べOK。作戦もOK。【様子】
まずは南海トラフを知ることから・・・
と言いたかったのですが、けっこうなお子さんが相応の知識は持っていました。津波から避難するときの鉄則も、
うれしいことに1月のリアル避難ゲームのことをよく覚えていてくれたよう。そんなそれぞれが持つ知識をもとに、
ストリートビューを使って、
どの道が安全に避難でき、どこを目指すか、
積極的な作戦がおこなわれていました。ただし、そうは簡単にはいかせませんw
非常階段は崩れてきたブロック片に、垂れ下がった線。
途中の道路はブロック塀倒壊のため回り道。しかし、すぐに状況をのみこみ、チームで即座に作戦の立て直し。
立ち止まるチームは1つもなし。それぞれの体力と向き合いながら、
海抜27m~42m地点まで到達していました。ただし、今回は3チームとも残念だったことがあります。
ブロック塀倒壊で回り道を余儀なくされ、
3チームすべてが、塩屋谷川に沿う道で避難してしまったことです。
海・川に近づかないことが鉄則であれば、
Uターンして、滝の茶屋方向に進むべきでした。全チームが大幅な減点となってしまい、
結果的に差がつかなかったことで、
どれだけ印象に残せたかは分かりませんが、
また、場所と想定を変えて取り組みたいものです。■参考■津波避難の鉄則!
より高く避難!
より遠くではありません。より高くが鉄則!海・川に近づかない!
まずは、津波が来ないだろう場所へ!避難所は津波がひいたあと!
できることなら、地盤が頑丈そうなところに逃げたいものです。