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リアル避難ゲーム;急な川の増水を想定して
こんにちは。
今年1月に避難訓練として頭で考えて行動する【リアル避難ゲーム】をしました。
好評だったので、この春休みに何回かの企画として実施することに!その第1回を昨日実施しました。
今回は、月に一度のバッティングセンターでの活動後に。***想定***
ここは雨は降っていませんが、福田川の上流域である名谷駅周辺でゲリラ豪雨が発生。福田川が増水し、下流域で氾濫の危険性がある!ただちに、安全な場所へ避難せよ!ズバリ、2008年の灘区の都賀川の事故を参考に作りました。◆ゲームルール◆
①チームと想定を実施日の3日前に発表
②3チームに分かれて競うこと
③10分以内に最も安全な場所へ移動できたチームの勝ち***事前の様子***
今回はバッティングセンターから避難することのみを伝えました。
発表直後は「高いところ」探しから始まりましたが、
前回同様の津波が想定かと疑問を持った子どもたち。
結果的には、様々な災害を想定した作戦に!***講評***
遊びに行く先々で、毎回、避難場所を考えておくなんて、
現実的ではありません。
起こる災害によっても、避難行動は変わるはず。
だから、何が起きたらどうするかを日頃から考えておくって大事!
災害時に命と心を守ることも大切なライフスキルです!***様子2***
避難はチーム三様でした!あるチームは、事前の下調べを生かして、
最も近い学校(垂水東中学校)に避難しました!
校門に着いて、「避難所:洪水〇」の表示もチェックしたそうです。あるチームは、スーパー(イオン)をめざしました!
万が一のとき、食料・飲料があり、遊び場もあるとか。あるチームは、標高が高い場所に向けて、
時間いっぱい歩きました。***川の氾濫時の適切な避難行動***
ポイントは、「川に近づかない」「橋を渡らない」の2点。
できるだけ川から離れることです!◆ゲーム得点の計算方法◆
あくまでもゲームなので、以下の計算式で得点をつけさせてもらいました。(川からの距離×0.1)
×
(避難場所の標高ーバッティングセンターの標高)
×
(ボーナス点)
川沿いを通った×0
橋を渡った×0
クルマで避難した×0.2
土砂災害警戒区域を通った×0.5
崖や急斜面に行った×0.8
崖や急斜面のない場所に行った×1.5
避難所に避難した×1.2この基準により、イオンに避難したチームを優勝としました。
いつ、どこで起きるかが分からないのが災害です。
次も想定を変えて、楽しみながら取り組みます!