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ハッタツショーガイ体験
こんばんは。
先日の「ボールデイ家族」でした【ハッタツショーガイ体験】について少しご紹介します。
Ball-Dayの利用児童の多くはこの発達障害です。
この日は、利用児童も保護者・兄弟姉妹も体験してもらいました。やったことは至ってシンプル。
軍手を2組して、折り鶴を折ってもらう。
ただ、それだけです。7.5cm×7.5cm、通常の4分の1サイズで挑戦してもらったのですが、
折り紙が得意な子には5cm×5cm、通常の9分の1サイズで。5分の時間制限を設け、
私たちスタッフは精一杯の応援をさせてもらいました!参加者の多くはやはり苦戦していました。
ただし、5cm四方を渡した子たちが折れちゃったのには驚きましたが。全員に共通して感じてほしかったことは、
必ずしも器用さという点においてではないが、
“普通”だったらできることが、
できないことがある!➊どうやったらできるか、何が苦手か、
そういうのを【特性】という。
その【特性】をしっかり理解して、まわりに伝えられるようになろう!➋保護者さんなど支援者に感じてほしかったこととして、
「頑張れ!」の言葉も、
「できるところまででいいよ!」という言葉も、
辛いこと!➌
やりたい気持ちはできなくても同じだけある!➍
できないジブンを否定してしまって情けなくなる!➎実際にこれをやってもらったあとの感想で、
できずに途中であきらめることも、
「途中まででいいよ」と言われて嫌になることもあると、
あるお子さんが教えてくれました。実際に体験するとなると、
準備する側にかなりの練習が必要なので、
いつでも・誰でもできるものではないかもですが、
よければ参考にしてください。少しでも本人理解につながればなによりです。