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電車・バスで外出する練習
こんばんは。
先週の土曜日(2月26日)、
電車とバスを利用する練習として、ブルメール舞多聞に行ってきました!※先に書いておきます※
「切符を券売機で買いましょう」
「運賃箱にお金を入れますよ」
といった練習ではありません!
↑ ↑
これは私(管理者)が特別支援学校に勤務していたときによくやっていた活動です。ではどんな活動か説明させていただきます。
1.地図サイト・検索サイト、もしくは路線図・時刻表などで目的地までの行程を調べる。
2.的確に乗る予定ののりば(ホーム・バス停)に行く。
3.降りる予定の場所(駅・バス停)に着く前に準備を始める。
4.降りたあとも的確な行動ができる。
以上4点が、今のBall-Dayで取り組んでいる内容です。
当然、1回やっただけでは定着とはいえません。
なので、3ヶ月連続で、目的地や鉄道等の会社を変えて取り組んでいます。前回(12月;1月はオンライン活動のため延期)は、
みんな頑張っていたのですが、
「他人まかせ」になるお子さんがいたこと。今回は、行きはやるべきことを確認しながら全員で行動し、
帰りは、目的地近くのバス停で分かれ、
それぞれの自宅に向けて、4方向に分かれて、練習しました。・ ・ ・
電車に一人で乗れるお子さんには、
バス停で乗車までを見届け、一人で帰ってもらいました。
一人でバスに乗ることが初めて、かなり不安げでした。
でも、こちらが求めていることは完璧。
よほど疲れたようで、帰宅後はバタンキューだったそうです。写真の4人(+1人)は、
同じ場所にバス停(標柱)が2本立っていたらしく、
すぐに時刻表をチェック。
子どもたちだけで、乗車予定のバス停を見つけることができました。
その後は買った本をみんなで読むものの、
バスが来るたび、系統番号と行き先を見て、間違えずに乗車できました。自宅最寄りのバス停で降りるお子さんは、
事前にチェックしておいた手前の目印となるバス停で一人で、
降りる準備を始めることができ、スムーズに降りていきました。前回、他人まかせだったお子さんは、
行きのバスから、行程とバス停一覧のプリントを手に、真剣。
付き添う必要がないくらい、一人で行動できました。・ ・ ・
これから、中学生・高校生・・・と年齢があがるにつれ、
部活動の試合や、検定・入試などで、
一人で公共交通機関を利用する機会は増えるはず。
電車やバスに乗れないことで選択肢を減らしてしまうことのないように、
いろいろ経験して、スキルをつけてもらえればと思います。