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管理者のつぶやき③
こんばんは。開業から10か月が経った放課後等デイサービスBall-Dayです。
長い夏休みも終わり、先月も無事に過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
夏休み、子どもたちはどんなだったんでしょうかね。
私は充実した満たされた気持ちを終えることができました。
前半の夏まつり、先週の夜のBall-Day、その他行事、日本全国旅した気分・ジブン磨き講座・・・。子どもたちは日頃、楽しみながら培った友達関係や自信・しゃべったり調整したりする力、それらをフル動員して、それぞれの参加の仕方で盛り上げてくれました。Ball-Dayのメンバーだからこそできる業だと誇らしげに思っています。
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さて、先日のことです。アルバイトの大学生が施設実習に行った感想を教えてくれました。Ball-Dayのように、意思疎通ができず、思うように指示や会話ができなかったとのこと。
私(管理者)は支援学校に長年勤務していましたので、言っていることがよ~く理解できます。
では、よく世の中で言われる「軽度」だから、支援が容易なのでしょうか???
確かに、指示は口頭で大丈夫ですし、理解も早いです。市販の学習やゲームもできます。こういった関わり方は間違いではありません。少ない支援で、社会生活にスムーズに溶け込めるようなスキルを獲得させることは重要なことです。
しかし、私はBall-Dayの子どもたちの支援や活動内容には、日々悩み、よりよいものを求めて、変化や進化させる日々です。これは、直接子どもたちに接するスタッフが、子どもたちに寄り添い、的確にニーズを把握し、私の思いをしっかり受け止め、上手に向き合ってくれるからできること。
それでも、活動に意味や意義を見いだせずに、活動に入れないこともしばしばあるんです。いえ、正直に言うと、これが日常なんです。
「やれ!」「しろ!」ということがBall-Dayでは通用しない。通用したとしても、やらされてやる活動に大きな効果は期待できませんし。
そんな日々に向き合い、意味や意義を感じられ、やってみたい・おもしろいと思える活動を展開するのが私の仕事であり、
やらされた感がなく、子どもたちに悟られず、気づいたら力になっている、そんなさりげない支援をするのが指導員の仕事なんです。
決して仕事に大変も楽もないんですよ。子どもたちが、今をよりよく生き、将来が素敵なものになるよう、たくさんの選択肢が得られるよう、子どもたち一人ひとりに応じた支援を展開する日々です。
開業から11か月目を迎えます。子どもたちが、Ball-Dayを利用しての変化や成長を実感できるよう邁進してまいります。今月もよろしくお願いいたします。