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上映会と7月5日問題の話
昨日(7月5日土曜日)、
2年前にBall-Dayで初めて観に行った映画
『かがみの孤城』を、
改めて観て語る会をしました!それに先立って、
子どもたちのなかでもにわかに話題になっていた
「7月5日問題」について触れました。
*ここではあえて「7月5日問題」という言い方に留めておきます。7月5日の何時何分に何かが起きるかもしれないということは、
多くのお子さんが知っていました。
でも、その根拠を明確に示すことができる人はいませんでした。画像下半分のスライドを使って説明をしたのですが、
こういった真偽不明な情報に触れたとき、
自身のなかで「思う」ことは自由です。
不安と思うのも、
もしもにそなえて準備しようと思うのも、
自由なのです。何がいけないかというと、
それを誰かに伝えることだと思うのです。
あたかも真実のように、
もしくは情報を追加して言うのは間違った行動です!だからといって、
情報の正確性を確かめることはたやすいことではないはずなんです!デマしかり、誹謗中傷しかり、
「思う」ことは自由ですが、
「不確か情報の拡散」はゼッタイにダメ!
まずは、これを改めておさえてほしいと言いました。もうひとつ、「7月5日問題」にふれる子たちから「南海トラフ」という言葉も耳にしました。
「南海トラフ巨大地震」が30年以内に起こる確率は80%とされています。7月5日の何時何分は言えるのに、
南海トラフの30年以内の発生確率が言えないというのは少々残念でありました。地震などの災害に備えること・防災意識を高めることは、
大事で、
改めて、Ball-Day利用中に災害が起きたらという話をしました。Ball-Dayでは、
BCP(業務継続計画)策定の義務化前からこれを作成しています。
被災時に大切なカラダとココロを守るためです。今回、もし、家で被災したら、
いつからBall-Dayを利用できるかという質問を受けました。さすがに、それは状況によるところは大きいですが、
自信をもっていえることは、
問い合わせをしてくれたら善処できることです!Ball-Dayでは、
災害時用にSNSでの発信もしています。
三角連絡法による情報共有の体制も整えています。今回の件を機に、改めて、災害について考えた数日でした。
そして、映画ですが、
Ball-Dayには、テレビ・プロジェクターなどの設備がないため、
塩屋のhesoさんを借りて、
大きなスクリーンと、大音量のプロジェクターで鑑賞しました。謎解きのような要素が強いこともあって、
子どもたちは見入っていました。もちろん、公開時に映画館で観た人もいれば、
動画配信サービスや金曜ロードショーなどで観ていたお子さんもいましたが、
やはり見入っていました。この映画について語る会では、
主人公はなぜ、ストーリーの最後で学校に行けたのかの一点について、
みんなで話しました。Ball-Dayとしては、学校の意義や仲間の存在意義を改めて出たらと思っていましたが、
そこまでは膨らまず。ですが、一度観ると、伏線回収したくなるはずなので、
ぜひ、何度も観返していただき、
そのなかで、この点について考えてもらえればと思いました。