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トライやるウィーク3人目
3人目のトライやるウィークが終了しました。
今年度のトライやるウィークの受入れはこれをもって終了です!3人目はかなりイレギュラーなカタチでの実施となりました。
朝から(日中)の活動が難しく、
5日間の連続も難しい、
でも、しっかり設定された日に取り組むことで、
様々な自信につながり、
今の生活が改善できればという想いから、
協力のカタチを模索するところからスタートしました。結果は、同じ曜日ばかりで連続5週にわたっての実施。
時間も16時台のコミュトレまでは通常参加(利用者としての利用)。
17時から19時までの2時間を、
短いですが、仕事(就労体験)としました。取り組んでもらった内容は、
これまでの他のお子さんと同じです。1つは、ジブン時間の子どもたちの様子の記録。
ABA(応用行動分析)のABC分析にもとづく記録をしてもらいまいました。
今回のお子さんは、一緒に遊びながら記録していた日もありました。
そして、その分析・記録をもとに、
印象に残ったお子さんについてだけですが、
児童指導員・児童発達支援管理責任者を交えて3人でふりかえりまでしました。
ちなみに、このお仕事は、確かに児童指導員の業務ではありますが、
ジブンの置かれているしんどいとか、うまくいかないという状況を、
客観的な立場に立って分析することで、
そのしんどさや不安を和らげることにつながることを期待して、
つまりは、就労体験ではありますが、
彼らの支援の、ふだんの利用ではできない、
踏み込んだといいましょうか、
視野を大きくもった支援として取り入れました。
5日間なので、どれだけ感じ取ってもらえたかはわかりませんが、
一つの習慣だと思いますので、
ぜひ、今後の生活に活かしてもらえればと思います。2つ目は事務作業。
子どもたちのおやつ代の管理、請求ソフトへの入力をお願いしました。
具体的に書くと、
前者は正しく記録を書けているかのチェック、翌月のおやつ代の準備など。
後者は請求ソフトに半月分の全員の入退室時刻の入力をしました。
ともに、PCを使ったうえで、間違えてはいけない、
緊張感のある作業をしてもらいました。別の日には、来月のコミュトレの試しをしました。
来月もBall-Dayに期待感をもって、
主体的に通所ができるよう配慮したカタチになります。このほかに、夜で実施のこのお子さんは、
受入れ準備ではなく、
退室する子たちの見送りもしています。
現在のBall-Dayは「T」でも「Y]でもない、
送迎車の運転担当者からすると見にくい三差路にあります。
なので、出発のための安全確認が最大の目的。
それも意識して取り組んでいました。普段見ることのない、もしくは別の角度から見たBall-Day。
それもまたいい刺激となったよう。最初にも書きましたが、
今年度(現中2)のトライやるウィークの受入れは終了しました。今後も、利用のお子さんの今の生活(家庭生活・学校生活)を改善することが
Ball-Dayの最大の使命と考えています。
必要があれば、積極的に学校等と連携をしていきます。
トライやるに限らず、学校生活の不安などありましたら、
ご相談ください。